単体の湿度計は温度計と比べて普及率が低い傾向で、温度計についている機能で湿度を把握するという人も少なくないです。それだけ温度より湿度が軽視されているともいえますが、外部センサーつきの製品を選んで設置することで、快適な環境の管理が実現します。湿度は体感に影響する重要な要素で、例えば夏場に空気がジメジメしていると汗が乾きにくく、数字で見る温度よりも暑く感じることがあります。逆に冬は乾燥気味だと余計に寒く感じてしまい、免疫力が下がって風邪を引きやすくなるといった問題に繋がります。

湿度計は体調管理においても必要なもので、精度の高いセンサーの製品を最低でも1つ、室内に設置して湿度を確認する癖をつけるのがおすすめです。湿度計には本体にセンサーが内蔵されているシンプルなタイプと、コードを伸ばして外部に設置するタイプに分けられます。前者の見た目は温度計と殆ど同じで、表示部分が温度ではなく湿度になっており、本体内蔵のセンサーで周辺の湿度を測る構造です。一方、後者の湿度計は本体に内蔵されているものに加えて、外部にももう1つセンサーがあり、有線で離れた場所の湿度が分かるようになっています。

湿度計を設置する自由度が高まり、室内外の湿度を測ることもできるようになりますから、購入を検討するならこのタイプが狙い目です。部屋の中心と窓際、あるいは人が集まるスペースとエアコンやストーブの吹出口近くなど、2点を同時に測定すると湿度の差が分かって体調管理に役立ちます。

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